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琉球王朝の物語。

またまた、BSプレミアムの番組。

ドラマ「テンペスト」、シェイクスピア?と思ったら…。

鳴り物入りの予告編もあって、琉球王朝物なので期待して~

(GACKT も出演してたしね~)。

ドラマ本編OAのしばらく前には、同タイトルの舞台中継もあった。

この舞台、今春に赤坂ACTシアターで上演されていたらしい。

主演は仲間由紀恵、山本耕史。

全部は見たわけではなかったけど、

面白かったのは聞得大君(きこえおおきみ)役の生瀬勝久。

劇画タッチのコメディのようだった…。

で、テレビドラマを見ても、やっぱり荒唐無稽の劇画みたいで,

さらに、漫画のようなセリフ…。

画面に映る自然は、雄大に美しいのに、

ドラマに描かれる人間が小さい。

せっかく、沖縄出身の俳優をたくさん使っているのに、

残念ながら、どうも主役の荷が重いようにみえる。

どうなんかな~。

思い出すのは、1993年の大河「琉球の風」(原作・陳舜臣)。

これには、当時どっぷりとはまった。

琉球王朝について、初めて興味をもった。

テンペストの時代は、幕末のようだから、

琉球の風の時代とは、250年くらい時の隔たり。

原作の重さも違うのかな。

琉球王朝の「うしゅがなしーめ」尚寧王を演じたのは、沢田研二。

薩摩に侵攻され、中国にも抑えられた悲劇の琉球王の苦悩を演じた

(江戸まで連れて行かれて、家康?秀忠?に謁見)。

テンペストでは、国王を「しゅりてんがなし」と、呼んでいる。

あのドラマの本来の主役は誰だっけ…。

ショーケンも出てたし、豪華な出演陣。

例のごとく、私の保存ビデオ映像は、

沢田研二が主役に編集されての録画になっている…。

壮大で、ドラマティックな歴史ドラマだった。

たぶん当時、首里城が復元なって、沖縄が注目を浴び始めた頃。

沖縄に行きたいと、ず~っと強くと思っていて、

それから、何年後かな~、

ジュリーのツアーで沖縄に行けました!!

沖縄観光は、南国のリゾート、マリンスポーツでも注目されるが、

そういう方面には、まるで関心なく…。

琉球王朝の史跡、旧跡などを見て回った。

首里城のそばの、玉陵(たまうどん)には、

尚寧王は祀られていないことを確認し、

中国的な回遊式庭園「識名園」では、ドラマのシーンを思い出したり。

それから、古き城跡グスクや、

保存された古き民家の村も訪ねた。

そして、一番感動した所、一番行きたかった所、

それが斎場御嶽(しぇーふぁーうーたき)。

王朝の、表向きではなく、裏の政を、

ここでノロ(巫女)達が占ったという、神聖な場所。

ここ数年、私は特に意図もせずに、

日本各地の神聖な場所、パワースポットといえる場所を、

幾つか巡るという幸せを体験しているが、

この沖縄の斎場御嶽が、

その最初の巡り合わせだったような気がする…。

長い琉球王朝の歴史の中で、

歴代の聞得大君が祈りを捧げた聖なる場所。

タクシーを降りて、少し山に入ると、

とても不思議な感覚に襲われた…。

外界とは、はっきり空気が違う…。

気づくと、悲しくもないのに、涙が溢れてきた。

感動するとか、嬉しい、悲しいとかいう感情の自覚もなく、

慟哭とか、すすり泣きという状態でなく、ただはらはらと…。

泣き虫で、水気の多い私だけれど、こういう涙の経験は、

後にも先にも、この時一度だけ…。

初めて訪ねた場所なのに、懐かしさえ覚えた…。

今もなお、祈りの場所として守られている様子、

新しいお供え物が、巨大な岩の前に供えられていた…。

こんな経験ができた沖縄には、とても敬虔な親しみを感じている。

前にも書いたが、私の誕生日は、6月23日、

亡き筑紫哲也さんと同じ、日にち。

一度だけ、お会いする機会があって、そのことを告げたことがある。

優しく笑って、「そう~、年はちょっと違うよね」って。

筑紫さんは朝日新聞沖縄支社で、何年か仕事をされていたが、

その頃は、一度として自分の誕生日を

祝ったり、祝ってもらったことはなかったという。

6月23日は、沖縄にとって悲しい歴史の日だから…。

そんなこともあって、琉球、沖縄は私にとって、特別な土地。

(その時の写真も、ぜひそのうちに…)

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